ROS資料
このサイトでは研究室で扱うツールの導入方法や使用方法,エラー対策などについてまとめています.
それらの知見をみなさんで共有したいと考えています.
また,新しく配属された人がROSの使い方を勉強するためのチュートリアルも兼ねていますので,ぜひ活用してください.
このサイトの編集方法
事前準備
- Githubアカウントの作成.
- PCにGitのインストール
- vscode(Visual Studio Code) のインストール
- Gitを使いやすくするためのvscodeの拡張機能のインストール(GitLens,GitGraph)
Gitとは
ソフトウェアのバージョン管理を行うためのソフトです.
おそらく何を言っているのかわからないと思いますが,このサイトに慶応義塾大学の講義資料として使われているWebサイトとスライドがありますので,こちらを見てもらうとGitの利点と必要性についての説明があるので確認してみてください.
おまけ
研究するにあたっての心構えについて,参考になりそうなリンクがあったので張っておきます.
研究をはじめる前に知っておいて欲しい7つのこと / Welcome to Lab
書き方
事前準備としてこのリポジトリを編集する権限を与える必要がありますが,それに関しては省略します.
このリポジトリをGithubからダウンロードする.
git clone https://github.com/tomson784/ros_practice.git
ディレクトリ構成は以下のようになっておりsrc
の部分に編集するファイルが入っています.
(root)/
├─ .gitignore
├─ book.toml
├─ docker-compose.yml
├─ Dockerfile
├─ LICENSE
├─ README.md
├─.github
│ └─workflows
│ main.yml
└─src
├─ index.md
├─ SUMMARY.md
├─ :
├─ :
├─ :
src/SUMMARY.md
の内容は以下のような内容になっています.
- [このサイトについて](./index.md)
- [chapter-1](./chapter-1/index.md)
- [section-1-1](./chapter-1/section-1-1.md)
- [section-1-2](./chapter-1/section-1-2.md)
- [chapter-2](./chapter-2/index.md)
- [section-2-1](./chapter-2/section-2-2.md)
- [section-2-2](./chapter-2/section-2-2.md)
src
に対して相対的なパスを設定することで,個別に編集したファイルを章立てでまとめることができます.
ファイルはマークダウンで書く必要があります.それについてはこのサイトなどを調べてみてください.
書いた内容を反映する.
編集が終わったらgitを使って変更履歴を更新し,それをアップロードすることで変更内容が反映されます.
このリンクでもgitの使いかたを説明していますが,ここでは必要なコマンドのみ説明します.
以下の手順を行うことで変更内容の反映ができます.
git add .
git commit -m "どのような変更を加えたかについて説明"
git remote -v
で以下のような表示が出ると思う.
origin https://github.com/tomson784/ros_practice.git (fetch)
origin https://github.com/tomson784/ros_practice.git (push)
次のコマンドでGithub上に反映することができる.
git push origin main
これで終了
ROSの使い方参考サイト
- ROS(Robot Operating System)を使う
- ロボットシステム学(2020/4s, 6s)
- ロボットシステム学講義
- ROS講座
- demura.net AI・ロボットをつくるために
- ROSの基本的な開発をしよう
- [ROSロボットプログラミング] ROSで使われる専門用語
このサイトのソースコードはこちらになります↓
Github Source
Summary
ROS入門
この章は主に新しく研究室に配属された人を対象としております.
ここではROSを使う上で最低限身に着けてほしい内容についての解説をします.
課題を交えてROSの使い方を勉強してもらいます.
気になったワードは逐一ググることをお勧めします.
質問や,修正箇所などがあれば,GitHubの機能にIssueというものがあるのでそこで質問を飛ばしてください.
Githubのアカウントがあればだれでも使用できます.
Issueの使い方はこちらのサイトを参照してください.→
https://seleck.cc/647
ここ からこのリポジトリに対してIssueを立てることができます.
わからないことがあれば,先輩たちなどに聞いてみてください
できるようになってほしいこと
- ROSの基本的なデータの受け渡しについての概要を理解し,実装できること
- ROSを使ったArduinoの制御
- ROSに流れてくるデータの保存(実験データの保存)
なぜROSをやる必要があるのか?
ロボット開発には画像処理,センシング,運動学,確率統計,ネットワーク,計算機科学,..など,あらゆる知識が求められる.
センサなどが増えたらその分処理,工程が増えるのでプログラムを書くのがしんどくなってくる.
しかし現在,インターネット時代,オープンソースソフトウェア文化,などによりネット上に多くのパッケージが存在している.
それらを用いて組み合わせることで高度なアルゴリズムを手軽に実装できる.
(あくまでも昔と比較してです.基礎となる数学やプログラミングの知識は必要です.)
独立したプロセス(この表現が正しいかはしっかり確認してません.あくまでニュアンスです.)として各アルゴリズムが実装されるので,各処理の統合・分離が簡単にできる.(センサフュージョンなど)
処理ごとに分担して作成し,最後に統合するなどが簡単にできる.
グダグダ説明したけど言いたいことはただ一つ
つべこべ言わずにROSを勉強しよう
やること
ROS Wiki に準拠した内容で行います.
ROSはOSのバージョンに合わせてインストールする必要があるので気をつけてください.
今回の構成はいかのようにします.
項目 | 値 |
---|---|
仮想環境 | VMware |
OS | Ubuntu18.04 LTS |
ROS Version | Melodic |
PC上にROSを扱える仮想環境を構築
仮想環境についてはこのサイトなどを参照してください.
仮想環境の作り方は
ROS講座54 VMWare上でROSを使う
を参考にUbuntuの環境を作成してください.
macの人は VMWare Fusion 12 Playerで試してみてください.
VMwareでうまくいかない人はVirtualBoxを使用してください.
ROSをインストール
ROS Wiki は日本語ページも存在しますが,日本語版は古いものしか存在しないので,英語版を参照することをおすすめします.
ROSのインストールはこのサイトに従って行います.
以下のコマンドを順番に実行して,ROSのインストールをしてください.
sudo sh -c 'echo "deb http://packages.ros.org/ros/ubuntu $(lsb_release -sc) main" > /etc/apt/sources.list.d/ros-latest.list'
sudo apt-key adv --keyserver 'hkp://keyserver.ubuntu.com:80' --recv-key C1CF6E31E6BADE8868B172B4F42ED6FBAB17C654
sudo apt update
sudo apt upgrade
sudo apt install ros-melodic-desktop-full
echo "source /opt/ros/melodic/setup.bash" >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc
sudo apt install python-rosdep python-rosinstall python-rosinstall-generator python-wstool build-essential
sudo rosdep init
rosdep update
mkdir -p ~/catkin_ws/src
cd ~/catkin_ws && catkin_make
echo "source ~/catkin_ws/devel/setup.bash" >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc
端末を開いてroscore
ができることを確認してください.
roscore
が正常に動作すればROS環境の構築完了です.
こまったとき(ROSが正常に作動しない,再インストールしたいときなど)
は以下のコマンドでROS関連のパッケージを削除することができます.
sudo apt-get purge ros-melodic-*
課題
roscore
の正常な動作を確認する(スクショを提出する?)
多分こんな文字が表示されると思う
... logging to ~/.ros/log/9cf88ce4-b14d-11df-8a75-00251148e8cf/roslaunch-machine_name-13039.log
Checking log directory for disk usage. This may take awhile.
Press Ctrl-C to interrupt
Done checking log file disk usage. Usage is <1GB.
started roslaunch server http://machine_name:33919/
ros_comm version 1.4.7
SUMMARY
========
PARAMETERS
* /rosversion
* /rosdistro
NODES
auto-starting new master
process[master]: started with pid [13054]
ROS_MASTER_URI=http://machine_name:11311/
setting /run_id to 9cf88ce4-b14d-11df-8a75-00251148e8cf
process[rosout-1]: started with pid [13067]
started core service [/rosout]
ROSの基本的なデータの受け渡し
ROSのパッケージを作成して,Publisher,Subscriberを実行する.
課題
Terminal上に以下の文字列が表示されるか確認(スクショ?未定)
[ INFO] 1251943144.400553000: Received [Hello there! This is message [1]]
[ INFO] 1251943144.600712000: Received [Hello there! This is message [2]]
[ INFO] 1251943144.801003000: Received [Hello there! This is message [3]]
:
:
:
ROSに流れてくるデータの保存
rosbagを用いることで,ROSで動いているセンサや入出力情報をまとめて保存することができます.
研究には欠かすことのできなものなので,覚えて下さい.
課題
turtlesimがrosbagで動いていることを確認する.
ROSを使ったArduinoの制御
ROSを用いたArduino制御のチュートリアルのリスト
やってもらいたい項目
仮想環境とホストPCでArduinoのシリアルポートを共有する方法については ここ を参照
課題
rqt_graph
などでノードが繋がっているか確認してもらう.
ナビゲーション
ROSにおけるナビゲーションについて
move_baseによるナビゲーション
ROSパッケージのmove_baseによって経路計画や追従,障害物回避を行なうことができます。
move_baseについて
動作確認
環境
PC | RAM | OS | ROS version |
---|---|---|---|
mouse-pc(古いパソコン) | 32 GB | Ubuntu 16.04 | Kinetic |
Install
apt installの場合(推奨)
以下のコマンドで必要なパッケージが全て入るかは不明。誰か試してみてください
$ sudo apt-get install ros-$ROS_DISTRO-move-base
git cloneの場合
以下のコマンドのとおり。ビルドの順番に注意。まとめてやらない。
$ cd ~/catkin_ws/src
$ git clone https://github.com/ros-planning/navigation.git
$ cd ..
$ catkin_make --pkg costmap_2d
$ catkin_make
注意(Melodic以前)
- githubから最新のパッケージをインストールするとビルドでエラー
→ 古いバージョンをインストールする。代わりに以下のコマンドでインストール。参考
Melodic
$ git clone https://github.com/ros-planning/navigation.git -b 1.16.7 --depth 1
Kinetic (Melodicのものでも動くはずだが一応)
$ git clone https://github.com/ros-planning/navigation.git -b 1.14.9 --depth 1
実行
move_baseは複数のパラメータファイルを実行時に読み込む必要があるため,基本はlaunchで実行する。各パラメータファイルの書き方についてはこちら
launchファイル
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<launch>
<!-- move_base -->
<node pkg="move_base" type="move_base" respawn="false" name="move_base" output="screen">
<rosparam file="$(find {ymalファイルのあるパッケージ名})/config/move_base.yaml" command="load" />
<rosparam file="$(find {ymalファイルのあるパッケージ名})/config/costmap_common.yaml" command="load" ns="global_costmap" />
<rosparam file="$(find {ymalファイルのあるパッケージ名})/config/costmap_common.yaml" command="load" ns="local_costmap" />
<rosparam file="$(find {ymalファイルのあるパッケージ名})/config/costmap_local.yaml" command="load" />
<rosparam file="$(find {ymalファイルのあるパッケージ名})/config/costmap_global.yaml" command="load" />
<rosparam file="$(find {ymalファイルのあるパッケージ名})/config/planner.yaml" command="load" />
<!-- move_baseのパラメーラはここでも変更できる
<remap from="/cmd_vel" to="/ypspur_ros/cmd_vel" />
-->
</node>
</launch>
参考
ROS Wiki Navigation
Gitで特定のブランチorタグをcloneする
パラメータファイルの書き方
move_base実行時に必要なパラメータについてのメモ。(move_baseについてはこちら)
パラメータとして,だいたい次の設定ファイルが必要。名前はなんでもいい。
- costmap_common.yaml:グローバルとローカルコストマップのパラメータ,2つに共通するものを書く。
- costmap_global.yaml:グローバルコストマップのパラメータ
- costmap_local.yaml:ローカルコストマップのパラメータ
- planner.yaml:グローバル・ローカルプランナーのパラメータ,それぞれ設定ファイルを分けてもよい。
- move_base.yaml:move_baseのパラメータ,直接launchファイルに書いても良い.
作成方法
以下の内容のyamlファイルを作成する。
costmap_common.yaml
obstacle_range: 2.5
raytrace_range: 3.0
footprint: [[0.20, 0.22], [-0.20, 0.22], [-0.20, -0.22], [0.20, -0.22]]
#robot_radius: ir_of_robot
robot_base_frame: base_link
update_frequency: 1.0
publish_frequency: 1.0
transform_tolerance: 0.5
unknown_cost_value: -1
パラメータ説明(common)
このパラメータをglobal,localにそれぞれ記述しても同じ追記予定
見出し
シャープを文字の先頭に記述する。#
が増えるごとに文字のサイズが小さくなる。
#
が3つ目以降は下線が付かない。
シャープと見出し文字の間には半角スペースを1つ入れること。
コード
# 見出し h1
見出し h1
===
## 見出し h2
見出し h2
---
### 見出し h3
#### 見出し h4
##### 見出し h5
###### 見出し h6
表示結果
見出し h1
見出し h1
見出し h2
見出し h2
見出し h3
見出し h4
見出し h5
見出し h6
箇条書きリスト
ハイフン、プラス、アスタリスクのいずれかで箇条書きリストを記述可能。
ハイフン、プラス、アスタリスクと箇条書きの項目の間には半角スペースを1つ入れること。
コード
- リスト1
* リスト2
+ リスト2.1
- リスト2.1.1
* リスト2.1.1.1
- リスト2.2
+ リスト3
表示結果
- リスト1
- リスト2
- リスト2.1
- リスト2.1.1
- リスト2.1.1.1
- リスト2.1.1
- リスト2.2
- リスト2.1
- リスト3
番号付きリスト
コード
1. テキスト1
2. テキスト2
4. テキスト3
1. テキスト3.1
2. テキスト3.2
2. テキスト4
表示結果
- テキスト1
- テキスト2
- テキスト3
- テキスト3.1
- テキスト3.2
- テキスト4
折り畳み
コード
<details><summary> 折りたたみ </summary>
本文
- 箇条書き
</details>
表示結果
折りたたみ
本文- 箇条書き
空行・改行
コード
1行目 (半角スペース2つ)
2行目 (Enter×2)
3行目<br>
4行目
<br>
<br>
5行目
表示結果
1行目
2行目
3行目
4行目
5行目
スペース
MarkDownでは4種類の空白がある。
コード
空白なし
スペースキーによる空白␣半角␣␣全角
  より狭い空白
半角スペースと同じサイズの空白
 半角スペースより少し広めの空白
 半角スペースよりさらに広めの空白 全角スペースとほぼ同じ幅
表示結果
空白なし
スペースキーによる空白 半角 全角
 より狭い空白
半角スペースと同じサイズの空白
半角スペースより少し広めの空白
半角スペースよりさらに広めの空白 全角スペースとほぼ同じ幅
コードの挿入
ブロックはまとめて、インラインは文章中にコードを挿入する場合など。
コード表示内ではMarkdownは効かず、空白やタブなどもそのまま表示される。
ブロック
コード
```
コード内容
### 見出し
```
表示結果
コード内容
### 見出し
インライン
コード
`コード<br> ###見出し`
表示結果
コード<br> ###見出し
リンクの挿入
クリックしたらそのページに飛ぶやつ。
内部リンクは見出し名に #
を1つだけつける。
コード
- 外部リンク(URL) 2. 外部リンク(パス) 3. 内部リンク 4. 画像付きリンク
[Google](http://google.com/)
[README](./README.md)
[画像の挿入](#画像の挿入)
[![image.jpg](./image.jpg)](#画像の挿入)
画像の挿入
MarkDown記法では画像のサイズや位置を変えられないのでHTMLタグで指定する方法がある。
ただし、つかえない場合もあるので注意。
コード
文法:![代替テキスト](画像のURL "画像タイトル")
2,3行目はHTMLタグ
![image.jpg](./image.jpg)
<img src="./image.jpg" width="100px"/>
<img src="./image.jpg" style="opacity:0.3;"/>
表示結果
テーブルの挿入
入力補完がある?
見出し行(1行目)と最初のレコード行(3行目)の間に、
|:--|--:|:--:|
のような行が入るが、実際には表示されない。
表内で表示される文字の位置に関係している。
-
の数は1つでいい。
表内で一部装飾文字系は利用できる。
コード
| header | ヘッダー |見出し |
|:-----------|------------:|:------------:|
|左寄せ | 右寄せ | 中央寄せ |
| column | column | column |
| *column* | _column_ | **column** |
| __column__ | `column` | column |
表示結果
header | ヘッダー | 見出し |
---|---|---|
左寄せ | 右寄せ | 中央寄せ |
column | column | column |
column | column | column |
column | column | column |
文字装飾
多いのでテーブルで表す。
最後のカスタムについてはHTMLのタグ。中央寄せなどもできる。
装飾内容 | コード | 表示結果 |
---|---|---|
太字 | **太字** __太字__ | 太字 |
斜体 | *斜体* _斜体_ | 斜体 |
太字+斜体 | ***太字+斜体*** or ___太字+斜体___ | 太字+斜体 |
打ち消し | ~~打ち消し~~ <s>打ち消し</s> | |
下線 | <u>下線</u> | 下線 |
下付き | 下付き<sub>2</sub> | 下付き2 |
上付き | 上付き<sup>2</sup> | 上付き2 |
カスタム | <span style="color:green; font-size:10pt; border: 1px red solid; padding: 2px;">text</span> | text |
水平線
3つ以上の-,*,_を入力する。
間に半角スペースがあってもよい。
コード
---
***
___
* * * *
表示結果
エスケープ
マークダウン記号の前に \
をつける
コード
\`インライン表示されなくなる`
***太字+斜体***
\***斜体のみ無効***
\*\**太字のみ無効***
\*\*\*太字+斜体***
表示結果
`インライン表示されなくなる`
太字+斜体
*斜体のみ無効*
**太字のみ無効**
***太字+斜体無効***
引用
コード
> 引用文1
>
> 引用文2
表示結果
引用文1
引用文2
コメントアウト
表示はされないが残しておきたいときに。HTML表記推奨。
コード
<!-- コメントアウトしたい内容 複数行も可 -->
[](
単行のみコメントアウト
)
表示結果
表示されない。Visual Code上ではHTML表記で書いた場合は緑文字になる。
参考
Markdown記法 サンプル集
Qiita マークダウン記法 一覧表・チートシート
Markdownチートシート
Markdown 記法 サンプル 一覧
Markdown記法でコメントアウトする
鉛蓄電池充電方法
ここでは研究室で使用している鉛蓄電池の充電方法について説明する。
注意事項
◯ 12 V バッテリーの場合,電圧が 12 V を下回ってはいけない
定期的に充電しましょう
◯ 使用したら、なるべくすぐ充電する
◯ バッテリーを充電したまま帰宅しない
充電手順
- タイマーをセットする。タイマーのセットについては次章参照。
- コンセント(吉澤の机脇にある)と充電器を繋ぐ。
- タイマーを通電状態にセット。
- 充電が終わるまで待つ。(12 V バッテリーで 13.0 ~ 13.4 V ぐらいまで)
タイマー設定方法
-
タイマーは二種類 (アナログとデジタルタイプ) -> アナログのみになりました.
-
設定する時間はバッテリーの容量と充電器の出力によって決める。
(例) バッテリー容量 5 Ah, 充電器 1100 mA でテスターによる計測電圧が12.6 V の場合 充電時間:約1時間 <- あくまで目安
アナログ
-
下図左の現在時刻から充電時間分進んだ目盛に白いストッパーをセットする。(1 目盛は 15 分)
-
図の右上の入切ネジを時計回りに回して「入」にする。
これで通電される(LED がオレンジに)
デジタル
通電を ON と OFF にする曜日と時間を指定できる。(13 パターン)
1つを11:00 ~ 17:30 に ON するように設定してある。
-
表示されている現在時刻を確認。
-
通電が OFF になっている場合,ON にする。
・「プログラム」のボタンを押す。
・「曜日」「時」「分」のボタンを押して ON の時間を設定
・「時計」を押して戻る。 -
通電 OFF にする時間を設定
・ON を設定するときと同じ。
・表示がOFFになっていることを確認。
研究室内のスライドレールについて
エンコーダ付きモータで制御する。
仕様
・モータードライバ(VNH5019搭載)
データシート
・エンコーダ
ピン配置(データシート)
動作テスト
・テスト
参考
[1] Pololu-VNH5019ボード+Arduinoでモーター制御
編集者
吉澤
動作テスト
速度一定で動かすサンプル
回路
Arduinoコード
//ピン番号
/*-----モータ-----*/
#define MOTORA 7
#define MOTORB 10
#define MOTORP 11
/*-----エンコーダ-----*/
#define PINENCA 2
#define PINENCB 4
//プロトタイプ宣言
void Pid_calc();
void EncCount();
//変数定義
/*-----エンコーダ-----*/
volatile int pulses;
volatile bool currDir;
unsigned char pinENCA;
unsigned char pinENCB;
/*-----目標設定-----*/
float target_vel = 0.10; // 目標速度
/*----エンコーダ----*/
int encValue; // エンコーダ値
int oldencValue; // 直前のエンコーダ値
/*-----PID-----*/
// 12 V時
float pid = 0.0; // T = Kp * e + Kd * e'+ Ki * ∫edt
float kp = 220; // P制御の係数
float ki = 0; // I制御の係数
float kd = 0; // D制御の係数
float f = 220;
float prevP;
unsigned long oldtime = 0;
unsigned long now = 0;
float all_time = 0;
/*-----モータ-----*/
int motorPWM = 0;
const int maxPWM = 255; // モータトルク最高
const int minPWM = 0; // モータトルク最低
const int EPR = 4700; // モータ一回転あたりのエンコーダ値
const float r = 0.015;
const float CM = 2*r*3.1415; // 円周
void Pid_calc() {
encValue = pulses;
//Serial.println(encValue);
int diffencValue = encValue - oldencValue;
oldencValue = encValue;
now = micros();
float dt =((float)(now - oldtime))/1000000.0;
all_time += dt;
/*---PIDによるモータ制御---*/
float P,I,D;
float v = ((float)diffencValue/(float)EPR*CM)/dt;
P = target_vel - v; // 比例項 目標速度-現在の速度
I += P; // 積分項 比例項の総和
D = (P - prevP)/ dt; // 微分項 エンコーダ値-直前のエンコーダ値=角速度
pid = kp * P + ki * I + kd * D;
prevP = P;
if(v != 0) Serial.println(v,4);
int motorSpeed = 0;
motorSpeed = f*target_vel;
motorSpeed += (int)pid;
// PWM制限
motorPWM = constrain(abs(motorSpeed), minPWM, maxPWM);
oldtime = now;
}
// エンコーダーの処理
void EncCount() { // A相変化時に処理
//currDir=!(digitalRead(PINENCA)^digitalRead(PINENCB));
currDir = !(((PIND >> PINENCA) & 0b00000001) ^ ((PIND >> PINENCB) & 0b00000001));
currDir == HIGH ? ++pulses : --pulses;
}
void setup() {
TCCR2B = TCCR2B & B11111000 | B00000001; //3,11番pinのpwmを高周波化
pinMode (MOTORA, OUTPUT);
pinMode (MOTORB, OUTPUT);
pinMode (MOTORP, OUTPUT);
pinMode(PINENCA, INPUT);
pinMode(PINENCB, INPUT);
Serial.begin(9600);
attachInterrupt(PINENCA - 2, EncCount, CHANGE);
}
void loop() {
if(all_time > 1){
target_vel *= -1;
all_time = 0.0;
}
Pid_calc();
// モータ回転
//motorPWM = 30;
analogWrite(MOTORP, motorPWM);
if (target_vel >= 0)
{ // 正転
digitalWrite(MOTORB, HIGH);
digitalWrite(MOTORA, LOW);
}
else
{ // 逆転
digitalWrite(MOTORA, HIGH);
digitalWrite(MOTORB, LOW);
}
}
ROS PlotJugglerの使い方
PlotJugglerとは
+ rosbag中のtopicの値を横軸時間, 縦軸topic値のグラフとして可視化することができる。
+ 複数トピックを重ねてプロットすることができる。
+ topicをRvizに飛ばし,視覚化ができる。
+ ドラッグ&ドロップで直感的に操作が可能。
必要なこと
- PlotJugglerをインストール
インストールと実行方法
以下のコマンドでplotjugglerをインストールします。ROS Pluginも同時にインストールされます。
$ sudo apt install ros-${ROS_DISTRO}-plotjuggler-ros
以下のコマンドで実行できます。
$ rosrun plotjuggler plotjuggler
基本的な使い方
- rosbagデータの選択
左側のパネルから,File>Load Dataと選択し, 解析したいrosbagデータを選択するとrosbag中のTopic一覧が表示されるので, 可視化したいTopicを選択する。 - Topicの可視化
可視化したいTopicをプロットエリアにドラッグ&ドロップする。
複数のTopicを選択したい場合は,Ctrlキーを押したまま選択する。 - Rvizでの可視化
左側のパネルから,Publishers>ROS Topic Re-Publisherにチェックをいれる。
Rvizで可視化したいTopicを選ぶ。
詳しい使い方
- 「XYプロット」で2つの時系列を組み合わせる
Ctrlキーを押したまま2つの時系列を選択する。
右マウスを使用してプロットエリアにドラッグ&ドロップする。 - レイアウトの保存
レイアウトファイルを保存することで,現在の状態の保存ができる。
左側のパネルから,File>Layoutからxmlファイルを保存する。
xmlファイルの情報
- プロットのレイアウト
- LoadするTopicのリスト
- 読み込んだrosbagデータのファイルパス(xmlファイルに対する相対パス) 同系列のTopicデータなどであればPathを書き換えるだけで同じレイアウトを利用できる.
参考
[1] PlotJuggler:learn the basics
[2] PlotJuggler:data sources
[3] PlotJuggler:custom plots,filters and transformations
[4] PlotJugglerでrosbagのトピックを可視化する
編集者
村山
使い方を勉強中なので,できることが増え次第追加していきます。
Git,Githubの課題用のページ
課題としてこのサイトのソースコードをvscodeで編集して,その変更内容をこのサイトに反映してください
・編集内容の例)oo月oo日編集しました.など
変更履歴とアカウント名は紐づけられるので,編集者を確認するために本名を書く必要はありません.
各位,ここから下に1行づつコメントを追加してください↓
- 4月15日に編集したよ(by稲川)
- 4月15日編集しました。
- 4月16日に編集を行いました。
- 4月16日に編集しました。
- 4月16日に編集しました。
- 4月20日に編集しました。
- 4月20日、編集しました。
- 4月20日に編集しました.(粟野)
- 4月20日に編集しました.(石橋)
- 4月23日に編集しました。
- 4月23日に編集しました。
- 4月23日に編集しました。
- 4月26日に編集しました。
- 4月27日に編集しました。
- 4月29日に編集しました。
- 7月08日に編集しました。
- 2022年05月02日に編集しました・TAKAMI
- 06月02日に編集しました
- 06月02日に編集しました(村山)